外傷による切創(切り傷)、挫創(打撲による傷)、擦過創(擦り傷)・・・等に対しての処置を行うこと、また、打撲の際に骨に異常がないかどうかをX-線を用いて検査し、応急処置あるいは専門への転院かを判断するのも、我々クリニックにおける外科の仕事です。
手術に関しては、入院施設のある大きな病院とは異なり、クリニックで行えるのは、「一般外科」といって局所麻酔下の「傷の縫合手術」「小さい腫瘍(粉瘤・脂肪腫などの良性腫瘍に限ります)の摘出術」「陥入爪(巻き爪)の手術」「血栓性外痔核に対する緊急血栓除去術」などに限られます。いずれも10~20分程度の時間で終わる手術ですが、手術後は抗生物質+消炎剤の内服、当日の安静が必要になります。
また、当院では行えない手術が必要な疾患の患者さんに関しても、当院長は長年大きな病院で「消化器外科」として全身麻酔下の手術に携わってきた経験があるため、どのような手術が必要か、治療にはどれくらいの期間が必要か、などの説明をさせて頂き、その手術を行うのに適した病院に「紹介状」をお書きすることも出来ます。